YouTubeとは?その2

前ページで、YouTubeをVHSデッキに例えてみたけど、実はそこのスゴいアイデアが込められている。


さて、少々懐かしいお話だけど、某テレビ局で「トリビアの泉」という番組があった。
視聴者から投稿された豆知識をパネラーが見て、関心すれば「へぇ〜ボタン」を押す。
ゲストパネラーが「へぇ〜」と鳴るボタンを連打することで、関心ネタの評価が高まるという仕掛けだ。

ここで想像してみたい。
お茶の間にあるVHSデッキの上に「へぇ〜ボタン」があったらどう思う?
このボタンはインターネットを通じて、世界中のお茶の間で連打される「へぇ〜」がすべてリアルタイムにカウントされるとしたら、どうだろう?
いつでも見ることができるVHSの映像を、目の前にあるボタンを叩くだけで評価が伝わる。
これは面白い仕組みになるだろう。
でも、実現は難しそうだね。

YouTubeがやったことはこれである。

flashプレイヤーにボタンをひとつ追加するだけだ。
これはflashだから出来た仕掛けだ。
flashムービーはスクリプトからタグの書き方まで、すべてオープンになっている。誰でも自由にブラウザ上のVHSデッキ=flashプレイヤーを作ることができる。カスタマイズも比較的に簡単だ。
ユーザーからの「へぇ〜」情報を収集することが、いとも簡単に実現してしまった。
さらにユーザーのコメントを蓄積することで検索性を高め、ユーザーが映像で遊ぶ文化を作り上げたのだ。


このアイデアには広がりが考えられる。
映像という膨大な情報にメタデータをぶら下げることができるようになった。
また他のサイトへの誘導や、情報リンクも容易になった。

例えばどうだろう?
VHSデッキに「へぇ〜ボタン」の代わりに、TVショッピングの受付ダイヤルへの直通電話を置いてみたらどうか?商品を見ながら、指を数センチ動かすだけで買い物ができる・・・。

flashを選択したことにYouTubeのアイデアの良さがある。

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